2018年の東アジア情勢を振り返る

政治
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昨年末、韓国が一方的に慰安婦合意を事実上破棄することを発表し、不穏な雰囲気で始まった2018年。
そんな2018年も終わりということで、今日は2018年の東アジア及び2018年の日本と東アジア各国との関係を、順を追って振り返ってみたいと思います。

2月6日:台湾花蓮県の地震

2月6日、台湾中東部の花蓮県で大きな地震が起き、ビルが倒壊するなどの被害が起きました。
この地震に際し、個人的に多少ですが寄付をさせていただきました。

2月9日~2月25日:平昌オリンピック開催

2018年の冬のオリンピックは韓国の平昌で行われました。
日本国内では、スピードスケート陣の活躍や羽生結弦選手選手の連続金メダル、更にはカーリング女子チームの活躍などに注目が集まりましたが、東アジアという観点に立つと、スピードスケート女子500mで金メダルを争った日本の小平奈緒選手と韓国のイ・サンファ選手との友情物語が1番の注目だったかと思います。
個人的に衝撃だったのは、スピードスケート・チームパシュートの韓国女子チームで起こった置き去り騒動です。
チームパシュートで1人の選手を置き去りにするということは、サッカーで言えば自陣のゴールに向かって思いっきりシュートするレベルのあり得ない行為なわけですが、いくらチーム内で問題があったとしても、自国開催のオリンピックでわざわざあのような行為をやることに極めて強い違和感を覚えました。
その後、騒動を巻き起こした1人であるキム・ボルム選手がスピードスケート・女子マススタートで銀メダルを獲得し、客席に向かってひざまづいて謝罪している異様さは、個人的に平昌オリンピックにおける忘れられない光景となっています。

3月6日:南北首脳会談の決定が発表

3月9日:米朝首脳会談の決定が発表

3月上旬、北朝鮮に関わる大きなニュースが立て続けに発表されました。
北朝鮮による核開発や長距離ミサイルの発射により冷え込んでいた南北関係や米朝関係でしたが、韓国側からの働きかけにより唐突に首脳会談が決定し、世界中で大きな話題となりました。
特に米朝首脳会談は朝鮮戦争休戦以降1度も行われたことがなく、歴史的に見ても大きな出来事と言えます。
そして、南北首脳会談は2018年4月27日に板門店で、米朝首脳会談は2018年6月12日シンガポールでそれぞれ実現されます。
この会談により、戦争もあり得ると言われていた状況が一変したわけですから、この2つの会談決定が東アジアにおける今年最大の話題であったことは疑う余地がありません。

しかしこの後、韓国の文在寅大統領が極端な親北朝鮮の姿勢を見せるようになり、日本を中心とした世界各国は困惑することになります。

3月11日:中国国家主席の任期撤廃が決定

中国の国会にあたる全国人民代表大会にて、2期10年までとしていた中国国家主席の任期を廃止することが決まりました。
南北首脳会談、米朝首脳会談が行われるという大きなニュースの発表直後だったため、このニュースはあまり大きな話題を呼びませんでしたが、実はこの中国国家主席の任期撤廃が今後の東アジア情勢1番影響のある出来事になるのかもしれません。

6月14日~7月15日:『2018 FIFAワールドカップ ロシア』開催

ロシアで行われた今年のサッカー・ワールドカップにおいて、日本は予選リーグを抜けベスト16、韓国は予選リーグ敗退となりましたが最終戦で強豪ドイツに勝利するなど、東アジア勢は一定の活躍を見せました。
ただし、私が注目したのは韓国代表チームの反則の多さで、韓国代表チームは予選リーグにおいて参加32か国の中でもっとも多い63回の反則を犯し、イエローカードの数も32か国中2番目に多い10枚という結果でした。
ちなみに日本代表チームの予選リーグでの反則数は32か国中最小の28回です。

10月5日:旭日旗をめぐって済州島観艦式での海上自衛隊艦船の参加取りやめ

済州島での国際観艦式における海上自衛隊艦船の旭日旗掲揚をめぐって日韓が対立し、結果、海上自衛隊は観艦式の参加を取りやめる事態となりました。
これは、北朝鮮との極端な融和政策をとる現在の韓国政権が敵対心を日本に向け始めた事例であり、この後の日韓関係に不穏な雰囲気が流れていきます。

10月30日:徴用工(募集工)に関する韓国最高裁判決で日本企業への賠償が命じられる

韓国の大法院(最高裁判所)において、日韓併合時代における朝鮮人徴用工(正確には募集工)に対し、日本企業へ賠償を命じる判決が出されました。
朝鮮人徴用工に対する日本側の賠償は、『日韓基本条約』及び『日韓請求権並びに経済協力協定』によって解決済みとされているにもかかわらず、問題を蒸し返す韓国司法の姿勢に日本の不満が爆発します。
このことは日本でも韓国でもとても大きな関心事となっており、現在進行形の問題となっています。

11月9日:メンバーの原爆Tシャツをめぐり、BTSの日本のテレビ番組出演が中止

防弾少年団なる韓国のアイドルグループメンバーが、過去に原爆投下の写真がプリントされたTシャツを着用していた事実が発覚し、日本のテレビ番組出演が中止になりました。
これは日韓関係の冷え込みを象徴するような出来事で、政治的でなない部分にまで日韓関係の冷え込みが波及していることが如実に表れはじめていると言えます。

11月21日:日韓慰安婦合意に基づく慰安婦財団の解散

慰安婦に関する問題が完全に解決していないにもかかわらず、韓国側が一方的に慰安婦財団(和解・癒やし財団)を解散しました。
このことついては日本政府も遺憾の意を表明し、日本人も批判する人が多いですが、私は好意的に見ています。
慰安婦財団が解散したということは、普通に考えて慰安婦合意が完全に履行し慰安婦問題が解決したという意味ですので、慰安婦財団を解散は韓国からの慰安婦問題完全決着宣言であると捉えるべきだと私は思っています。

11月24日:台湾統一地方選挙で与党の民進党が大敗北

再来年の総統選挙にも大きな影響を与えると言われる台湾の統一地方選挙で、親日寄りの民進党(民主進歩党)が大敗北し、親中寄りの国民党(中国国民党)勝利を収めました。
この選挙結果は、台湾延いては東アジアにおける中国の影響が見過ごせなくなってきていることを、ハッキリ表していると言えます。

12月20日:韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射

日本の排他的経済水域で韓国海軍の駆逐艦『広開土大王』が、海上自衛隊の哨戒機『P-1』に通称ロックオンと呼ばれる火器管制レーダーを照射し、大きな問題となっています。
済州島での国際観艦式における旭日旗の掲揚拒否騒動以降、日韓関係を脅かす懸念事項が韓国側から次々と発せられましたが、今回の問題で韓国側はつい一線を超えてしまったと言えるでしょう。
この問題は正に現在進行形の問題となっており、2019年の日韓関係も騒がしくなりそうな予感がしてしまいます。

以上のように、2018年の東アジアは韓国に振り回された感のある1年となりました。
特に日本との関係においては、韓国側から反日的な諸問題が次々と発生し、結果として当ブログの記事も韓国関係に偏ってしまい、中国や台湾のことについてはほとんど書けず仕舞いでした。
来年はこういった問題があまり発生せずに、東アジアの諸問題を深く冷静に考えられるような記事が書ければいいと思うのですが・・・多分無理でしょうね。(;^_^A

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