韓国の歴代大統領が退任後に歩んだ人生のまとめ

政治
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先月、韓国の前大統領である朴槿恵氏に対する裁判(収賄などの罪)が行われ、検察は懲役30年、追徴金1185億ウォンを求刑しました。
また、同じく韓国の前の前の大統領である李明博氏に対しても、収賄の容疑で逮捕状が請求されています。
日本やアメリカなどの先進国では、当たり前すぎる話ですが国のトップが退任後に次々と逮捕されるなどという事実はありません。
しかし韓国では、退任後の大統領が逮捕されることが、もはや定番化しているのです。

ここで、韓国歴代大統領の大統領退任後の動向をまとめます。

李承晩(イ・スンマン)
デモの拡大により失脚しアメリカ(ハワイ)へ亡命、養子は一家心中

尹潽善(ユン・ボソン)
大統領緊急措置違反、内乱扇動の罪で懲役3年(執行猶予5年)

朴正煕(パク・チョンヒ)
在任中、側近の諜報部員に暗殺される

崔圭夏(チェ・ギュハ)
天寿を全う

全斗煥(チョン・ドゥファン)
軍反乱罪、内乱罪、収賄の罪で無期懲役(恩赦されている)及び追徴金2259億ウォンの支払い

盧泰愚(ノ・テウ)
収賄の罪で懲役17年(恩赦されている)及び追徴金2268億ウォンの支払い

金泳三(キム・ヨンサム)
就任中、次男が斡旋収賄の罪で逮捕

金大中(キム・デジュン)
3人の息子が斡旋収賄の罪で逮捕

盧武鉉(ノ・ムヒョン)
不正献金に対する捜査が進む中、自殺

李明博(イ・ミョンバク)
収賄、職権乱用の罪で逮捕、兄も斡旋収賄で逮捕

朴槿恵(パク・クネ)
収賄、職権乱用、公務上機密漏えいの罪で逮捕

以上のように、韓国大統領のほとんどは、退任後、本人が逮捕、暗殺、亡命、自殺するか、極めて近い親族が逮捕・起訴されるという衝撃的な末路をたどっています。
韓国の歴代大統領の中で、退任後もっともまともな人生を歩んだと思えるのは崔圭夏元大統領ですが、彼は朴正煕元大統領の暗殺によって臨時的に大統領になっただけで、在任期間も8ヶ月しかありません。
次にまともだったのが金泳三元大統領でしょうが、彼は大統領就任中に次男が逮捕されています。
真っ当な国では、現役大統領の息子が逮捕されることは過去に例がないような一大スキャンダルになるはずですが、韓国ではむしろまともなほうに分類されます。

韓国において大統領とは国の代表者です。
そんな大統領が収賄などの罪で逮捕されまくるようでは、その国の国民はレベルが低いと言わざるを得ないでしょう。

以上、この問題一点だけを考えても、韓国はまともな国ではないと指摘せざるを得ません。

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