福島原発の処理水問題を批判する韓国人はバカだという話

社会
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日食の仕組みを知らなかった昔の人たちは、日中に突然辺りが暗くなる状況に恐れを感じたそうです。
しかし現在の人は日食が起こる仕組みを理解し、めったに起こらない天体イベントとして楽しむようになっています。
また、かつては日照りが続き水不足になったときに人の生贄を捧げるような地域もあったそうですが、現在社会でこんなことをしたら確実に犯罪になります。
こういった昔の人と現在の人による思考の違いは『知識の差』によるものです。

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つい先日から、長年溜め置いていた福島第一原発の事故により溢れ出た水を処理した上で海洋に流すことが決まり、既に放流は始まっています。
この問題に対し一部の人たちが過剰に反応しているようです。

チェルノブイリ原発事故があった当時、日本まで放射能物質が飛んできて髪が抜け落ちるなんて噂がまかり通っていました。
今考えると科学的な根拠に乏しい噂ですが、目に見えない放射能物質はそれぐらいの恐怖心があったのです。
福島原発の処理水は、トリチウムという放射能物質だけは取り除けずそのまま海に流すことになっています。
『放射能物質・トリチウム』なんて言葉をいきなり聞いたら、恐怖心を感じる人が多数いることも理解出来ます。
しかし、トリチウムは事故を起こしていない他の原発でも海や川に排出している物質であり、希釈によって今日まで大きな問題は起きていないそうです。
少なくとも、原発の処理水にトリチウムが含まれることは日本の問題として取り上げることではないでしょう。

この問題について批判している人の割合が多いのは中国と韓国です。
日本人の中にも処理水の危険性を訴える人はいますが、その数は年々少なくなり現在はかなりの少数派になっているように感じます。
中国は国家的にも福島原発の処理水を批判し、韓国は政府としては日本の行動を支持しているのですが国民の中に批判する人が多い状況です。
トリチウムという言葉は普通に生活をしていたら聞くことはまずなく、おそらく福島原発の事故がなければ日中韓の国民の大半は知らないまま一生を終えたはずです。
しかし不幸にして福島第一原発の事故は起こり、日本人の多くはトリチウムに関する科学的な知識を得ました。
中国や韓国の人も、トリチウムという放射能物質の存在を知るようになったはずです。

海外の報道では、福島原発よりも批判をしている(通常運行の)中国や韓国の原発のほうが大量のトリチウムを排出しているというデータも示されており、福島原発の処理水を問題視することに科学的な根拠が乏しいとの批判もされています。
海流的な問題も含めれば、韓国や中国の海は福島原発の処理水の影響が最も低い地域であるとも言われています。
情報統制されている中国の国民は仕方ない部分があるにせよ、自国の政府が支持し専門家まで派遣した韓国の国民が福島原発の処理水を問題視することはトリチウムの知識の差によるものが大きく、おそらくは『放射能物質=怖い』で思考が止まっているのでしょう。
日本語において知識が低いことをバカと称するわけですから、福島原発の処理水を問題視している韓国人はバカであると指摘せざるを得ないのかもしれません。

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