韓国海軍駆逐艦によるレーダー照射事件が起こってから、個人的にずっと不思議に感じていたことがありました。
それは、韓国大法院での徴用工(募集工)判決と韓国海軍駆逐艦のレーダー照射問題に対する、韓国人に考え方の差です。
私は、日韓関係の問題における韓国人の反応も当然チェックしているわけですが、レーダー照射問題は韓国側の非を認める人がほとんどいないのに、徴用工(募集工)の問題は意見がかなり割れていて、韓国側の姿勢を非難する人の割合がそれなりに高くなっているのです。
この2つの問題に対する韓国側の主張はどちらも滅茶苦茶なわけですが、個人的にはレーダー照射問題のほうが無理筋な主張をしていると感じていたため、徴用工(募集工)の問題で非を認める人が多いという韓国人の問題の捉え方は非常に不思議に感じていました。
そして、先日行われた文在寅大統領が年頭記者会見で語った徴用工(募集工)の発言について、韓国の主要な新聞である朝鮮日報は批判的な記事を掲載しました。
このように、徴用工(募集工)の問題では自国の姿勢に問題があると考える韓国人が一定数いるわけです。
一方で、レーダー照射の問題では自国の非を認める人がほとんどいないという韓国人の考え方は、やはり理解できません。
徴用工(募集工)の問題は国家間で条約を結んでいるため、国際社会から問題視されると思っているのか?
過去の政権(軍事政権)に対する根本的な不満があるのか?
こればっかりは、韓国人でないと分からない感覚なのかもしれません。
レーダー照射問題でも、自分たちの非を認めてくれる韓国人が増えれば助かるのですが・・・
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