韓国が日本より進んでいると考える日本の若者について

経済
この記事は約3分で読めます。

昨日、日本のZ世代が日本よりも韓国のほうが進んでいると考えているとのニュースを目にしました。

「多分今のZ世代と言われてる、25~26歳以下の特に女性の子たちって、韓国の方が進んだ国だって心の底から思ってると思うんですよ」と分析した。

引用:原田曜平氏 Z世代の価値観指摘「韓国の方が進んだ国だと心の底から思ってる」- 東スポWeb

この韓国に魅力を感じる日本の若者という問題について、少し考えていきたいと思います。

Z世代とは、1990年代中盤から2000年代終盤までに生まれた世代のことです。

まず韓国が日本よりも進んでいる分野といえば、家電が思い浮かびます。
かつて日本の家電は世界を席巻しましたが、近年は日本の家電量販店でもサムスンやLGなどといった韓国メーカーの商品をよく目にするようになりました。
今や身近な電化製品の圧倒的1位となっているスマートフォンでも、日本のメーカーの衰退は著しく韓国メーカー(サムスン)の躍進が目立ちます。

この家電メーカー以上に韓国が躍進している分野が芸能関係です。
人々への感情を大きく惑わす芸能分野は、思考が未発達な若者への影響が大きいことは想像に難くありません。
ここ最近も韓国初のドラマ『イカゲーム』が大ヒットし、配信しているNetflixに莫大な利益をもたらしたと国際的にも大きな話題になりました。

音楽業界でも、韓国の男性アイドルグループ『防弾少年団』と女性アイドルグループ『BLACK PINK』の2組が、韓国に限らず世界的な大スターとなっています。
2020年における音楽市場の調査では、マイナス2.1%だった日本に対し韓国はプラス44.8%と急速な伸び率を見せ、K-POPが世界的な人気を集めていることが示されています。
残念ですが、日本の音楽業界は韓国と国際的な舞台で勝負をする土俵にすら上がっていないのが現状です。
昨年話題となった日本の女性アイドルグループの『NiziU』に至っては、韓国の芸能事務所と韓国人プロデューサーのもと日本でオーディションを開催するなど、韓国の芸能界が日本の芸能界を侵食している様子すらも伺えます。

映画業界では、韓国映画の『パラサイト 半地下の家族』がカンヌ国際映画祭パルムドール賞を獲得すると共に、映画の本場であるアメリカのアカデミー賞すらも獲得しました。
しかも獲得したのは外国語映画賞(この年から国際長編映画賞)ではなく純粋な作品賞であり、これは英語以外で作られた作品として初めての快挙で、近年における韓国芸能の国際的な人気を表す結果となっています。
これらのことを考えると、日本の若者が経済の発展が30年間も留まっている日本よりも韓国のほうが進んでいると考えても仕方がありません。

しかし、実際はどうでしょうか?
家電業界で韓国メーカーに押され気味な日本の電機メーカーは、事業を変えながら今でも莫大な売上げを誇っています。
音楽市場も日本は米国に次ぐ2位で、これは人口比で見ても韓国以上の市場です。
映画産業では、新型コロナウイルスの影響があったとは言え『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が2020年に公開された映画で世界1位の興行成績を記録しました。

韓国が日本に追いついてきたことは認めざるを得ませんが、総合的に考えて韓国が日本よりも進んでいるという事実はありません。
外国について報道されることは上っ面の良いところが多く、おそらく隣の芝生が青く見えて日本の若者は韓国に実力以上の魅力を感じているのでしょう。

こういった現状について韓国に衰退してくださいとは言えないので、韓国を批判するのではなく日本が各分野で努力・成長し、若者にも魅力のある日本を日本人の手で作り上げていくしか解決の方法はないのかと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました