慰安婦問題や徴用工問題で韓国が日本に強く出る理由を深読みする

歴史
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なぜ現在の韓国政権が、日本に対し慰安婦問題や徴用工(募集工)問題で異常なまでに強い姿勢をとるのかを考えてみました。

文在寅大統領の政治的な最終目的が朝鮮半島の統一であることはよく知られており、現実的にそこに向けて突き進んでいるとも言えます。
もちろん南北統一は難しい話でしょうが、韓国と北朝鮮が良好な関係が築けるように文在寅大統領が行動していることは確実です。
そして韓国と北朝鮮の関係改善に不可欠なのが、韓国から北朝鮮への経済支援です。
現在、北朝鮮の地方住民はまともに食事もできない状況なので、関係改善した際の北朝鮮への経済支援は欠かせません。
しかし現在の韓国は経済状態があまり良くないため、多額の経済支援金を拠出することは厳しい状況となっています。
そんな韓国の経済状況を踏まえ文在寅大統領は、日本から北朝鮮へ多額の経済支援金が捻出されることを模索していると思われるのです。
しかし、当然日本もそうやすやすと北朝鮮へ経済支援は行うことはないでしょう。

そこで文在寅大統領が目を付けたと思われるのが、慰安婦問題と徴用工問題なのです。

この2つの問題で日本から北朝鮮へと多額な賠償金が出れば、それが実質的な経済援助になります。
そしてこれが実現すれば、韓国は北朝鮮に対しあまり経済支援金を出さず済むかもしれません。
このことが、韓国が慰安婦問題と徴用工問題で日本へ一切妥協せずに強い姿勢に出ている理由とも考えられ、韓国大法院での徴用工(募集工)への判決や慰安婦財団の解散などに繋がっているという想定が成り立ちます。
もっと深読みすれば、文在寅大統領は、過去に韓国が日本から賠償金を得た経験からこのことを北朝鮮に指南している可能性すら考えられますし、北朝鮮への手土産として慰安婦問題や徴用工問題を大きくしている可能性も考えられます。
ひょっとしたら、こういった話が既に南北会談で約束がされているのかもしれません。

以上、想定の話ですが、現在の韓国政権が慰安婦問題や徴用工問題で異常なまでに強い姿勢をとる理由を考えてみました。
そして、この問題に対して日本側がとるべき対応については、次回書こうと思います。

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