日本と韓国が国交を断絶したらどうなるのか考えてみた

経済
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前回の記事の続きとして、今回は日本と韓国が国交を断絶したらどうなるのかを考えていきたいと思います。

日本と韓国が国交を断絶して1番問題になるであろうことは経済的な諸問題です。
現在の日本は、韓国に対して2兆円規模の貿易黒字となっているのですが、このことは日本の企業が韓国に多数の商品を売っていることを意味します。
そのため、韓国の製造業は日本からの輸出される部品がなければ、単純に生産ができなくなるか、代替え部品が見つかっても値段の高騰などを招くはずです。
こういった経緯から、日本と韓国の国交が断絶されれば韓国の製造業は大打撃となり、現在世界を席巻している韓国の家電製品などはライバル企業(おそらくは中国企業)に取って代わられ可能性が高くなります。

その分、日本の電機メーカーが入り込めると思う人も多いかもしれませんが、残念ですが既に日本の電機メーカーはその力を失っています。
シャープが台湾企業の鴻海精密工業に買収されたことは記憶に新しいと思いますが、NECと富士通のパソコンも今や中国企業のレノボ傘下のになっていますし、その他の電機メーカーも、部門別にどんどん売却を行い事業の縮小を行っている最中です。
つまり日本にとって韓国との国交断絶は、単純に2兆円規模の貿易黒字がなくなるに等しく、経済的に相当のマイナスを被ることは明らかです。

更に日本側は、観光収入的にもかなりのマイナスとなります。
現在、日本の観光業はとても好調ですが、その観光収入のかなりの部分を韓国が占めていて、韓国からの訪日客は訪日外国人全体の1/3近い700万人規模にまで増加しています。
一方、訪韓日本人は200万人程度でしかないため、観光収入的にも明らかに日本側のほうが経済的損失が大きくなるのです。

そして日本と韓国が国交断絶した場合の1番の懸念は、竹島についての紛争が起きることです。
今までは、国際的な状況や経済的な問題も考慮して、日本側は韓国の竹島不当占拠について大きな行動を起こしませんでしたが、国交断絶となればそういう状況ではなくなるでしょう。
もし竹島をめぐる紛争が本当に起きた場合、日本が戦後初めて経験する紛争ということで、日本国内にどのような現象が起こるのか、また日本国民の考え方にどのような変化が起きるか、予測が不可能です。
竹島をめぐって日本と韓国が全面戦争になることなどはあり得ないでしょうが(未確定地帯にして戦争を回避すると思われる)、両国ともに相当な不安定要素を抱えることとなります。

更に、日韓の国交断絶で起こるであろう諸々の状況は、韓国と北朝鮮の結びつきを強くする結果に繋がると思われます。
普通に考えれば、朝鮮半島の赤化統一などは起こらないでしょうが、日韓の国交断絶となれば赤化統一もあり得る話になるでしょうし、更には中国の台頭を招くことは火を見るよりも明らかです。
そして、現在の世界における日本・韓国の製造業が占める割合を考えれば、日韓の国交断絶は世界的規模の大きな経済的混乱が起こる可能性があり、おそらくそれはリーマンショックの比ではないでしょう。

いずれにせよ、日本と韓国の国交断絶など、お互いにプラスはないに等しい行為です。
それでも日韓関係が今のような悪化を続けるのなら、1年間に限定して国交断絶をすれば、ショック療法となり二度と日韓関係が悪くなるような行為をすることはなくなると思います。

以上、簡単ではありますが日本と韓国が国交を断絶したらどうなるのかを考えてみました。

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