韓国をホワイト国から除外することについての日本政府の本音とは?

経済
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まず、以前書いた『半導体製造素材の輸出規制に対する正しい物事の見方』の記事に間違いがあったことをお詫びします。
該当の記事では、韓国に対する『フッ化ポリイミド』、『レジスト』、『エッチングガス』の輸出優遇措置を解除するという話と、俗に言う“ホワイト国”からの除外を同じ意味と思って話を進めていましたが、この2つのことは微妙に違う話だったようで、ホワイト国の除外を行うと安全保障上問題となり得る1100の部品や素材が一気に手続きが簡素化される輸出優遇措置から除外されるそうです。

現在、日本政府はこのホワイト国から韓国を除外する手続きを進めているとのことですが、当然、1100品目もあれば、そのほとんどを日本企業が独占的に市場を支配しているようなことはなく、韓国に対してもしホワイト国の除外がされれば、韓国企業は普通に日本から輸出していた部品や素材を自国生産したり他の国からの輸入に移行することでしょう。
もちろん、『ホワイト国からの除外=輸出禁止』というわけではありませんが、このグローバル化の時代に、面倒な手続きが必要な国からわざわざ輸入をする理由はほとんどありません。

日本は韓国との貿易で年間2兆円を超える規模の黒字を出しており、こういった対韓国との貿易黒字の状態は、1965年に国交正常化して以降、一貫して続いています。
そのため、1100品目もの部品や素材に輸出手続きの強化が行われるホワイト国の除外を韓国に対して行えば、明らかに経済的な損をするのは日本側となります。

ですので、日本政府は、本日行った3つの化学製品の輸出優遇処置の解除で韓国の様子を見て、ホワイト国からの除外をする前になんらかの譲歩を導き出したいというのが本音なのではないでしょうか?

日本政府の本音を探るのは難しいですが、今後、日本と韓国の間では外交上難しい駆け引きが展開されるものと思われます。

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