今回は、韓国の経済的な話をしたいと思います。
ズバリ言いますが、私は韓国の経済が今後かなり危険な状態に陥ると思っています。
その理由は、現在の韓国に以下で示す4つの経済的なリスクがあるからです。
韓国経済崩壊のリスク①:北朝鮮との関係
現在の韓国では北朝鮮との融和ムードが広がっていますが、もし韓国と北朝鮮が統一したと仮定した場合、長期的に見れば国土や人口の増加に伴い統一朝鮮の国力は上がるでしょう。
しかし、地方の庶民がまともに食事もとれないような現在の北朝鮮の状況を踏まえると、韓国側の経済的な負担は相当大きく、当面は経済力が上がることはないと思われます。
実際問題、韓国と北朝鮮がすぐに統一することはないでしょうが、いずれにせよ両国の融和ムードが広がることで、韓国は北朝鮮へ相当の支援を行い経済的な負担を強いられるはずです。
韓国経済崩壊のリスク②:最低時給の異常な上昇
韓国のここ5年の最低時給は以下の通りです。
2015年:5,580ウォン
2016年:6,030ウォン
2017年:6,470ウォン
2018年:7,530ウォン
2019年:8,350ウォン
韓国はここ5年間で最低時給が50%上がったわけですが、これだけ短期間に最低時給を上げてしまうと、さすがに経済的な問題が多々出てきます。
実際に韓国の中小企業や個人商店などはこの最低時給に悲鳴を上げていて、アルバイトやパート職員を積極的に雇わなくなっているそうです。
結果、現在の韓国における若者の失業率は10.5%で過去最高となっており、これは明確な経済政策の失敗と言っても支障がないでしょう。
また、このような賃金の上昇により物価の上昇を招けば、輸出業が経済の中心である韓国にとって痛手なことは明白です。
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