韓国海軍レーダー照射問題で韓国国防省が日本側に謝罪を要求? これって『漫才』の話じゃないよね?

軍事
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突然ですが、皆さんは『かまいたち』というお笑い芸人をご存知でしょうか?
『かまいたち』は、No.1のコント芸人を決める『キング・オブ・コント』の2017年のチャンピオンであり、漫才のNo.1を決める『M-1グランプリ』でも、2年連続で決勝戦まで進んでいる実力派のお笑いコンビです。
彼らが行う漫才に、銀行のUFJ(三菱USJ銀行)と遊園地のUSJ(ユニバーサルスタジオ・ジャパン)を言い間違い、それを人のせいにするというネタがあるのですが、これが秀逸でとても面白いのです。
昨年は元々あったこのネタを更に改良し、M-1グランプリの準々決勝で披露ほか、今年の元旦に放送された『笑いの王者が大集結!ドリーム東西ネタ合戦』でもこのネタを披露していました。

『かまいたち』のこのネタは、明らかに自分に非があるのに平然と人のせいにする様が笑いを誘うのですが、このようなことが国と国との関係の中で起こったら面白くもなんともありません。
現在、韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題で日本と韓国が揉めているのですが、なんと加害者側であるはずの韓国国防省が日本側に謝罪を要求しはじめました。
海上自衛隊の哨戒機が低空飛行を行い、韓国海軍駆逐艦に威嚇行動をしたというのです。
にわかに信じがたい韓国国防省の対応ですが、これは事実であり『漫才』の話ではありません。
自らが行った行為を棚に上げ、相手に責任を押し付けるなど言語道断と言わざるを得ませんが、そもそも今回の問題はどちらに非があるのでしょうか?
やましいことがある人間は嘘を付くものですが、今回の問題について日本の主張は一貫しています。
一方、韓国側の説明は二転三転しており、説明の中には明らかな嘘も混じっていました。
以上のことから考えても、韓国側に非があることは明らかと言えるでしょう。

アメリカのコンサルタント会社が今年行った、経済規模が高い55カ国を対象とした『国に対する評判の良さ』調査では、
日本は8位
韓国は31位
という結果でした。
韓国は、経済の破綻経験のあるギリシャ(22位)やアルゼンチン(27位)よりも低い順位で、どちらかと言えば評判が悪い国に分類されています。
この調査について韓国人たちは、他国の人たちが韓国を北朝鮮と混同しているため韓国の評価が不当に低くなっている主張しているそうですが、実際はそんな理由ではないでしょう。
かつての西ドイツと東ドイツの違いについて、私は小学生のころからハッキリと区別がついていました。
今調査の対象となっている大人は、当然、韓国と北朝鮮との違いが判るものと考えられ、韓国の評判が低い理由は、韓国自身の問題と思われます。
一方、日本の評判は、韓国と中国の不当な反日感情により低く見積もられており、実際は1位なってもおかしくないほど日本の国際的な評判は高くなっています。
これが現実的な国際的評価であり、日本と韓国の国に対する評判の良さには雲泥の差があるのです。
今回のレーダー照射問題でも、明らかに無理筋な理論を展開する韓国側を正しいと考えるような国は、まずないと思われます。

いずれにせよ、韓国がこのような対応に出た以上、おそらく日韓関係は”行くところまで行ってしまう”でしょう。
更に、徴用工(募集工)の裁判結果に伴う日本企業の資産差し押さえ準備も進んでいるそうで、日韓関係における更なる懸念材料が重なります。
特に三菱重工については特許の差し押さえが行われるという異常事態も予測されているため、日韓関係の冷え込みは戦後最悪、正確には戦前も含めて最悪の状態になるものと思われます。
現在の東アジア情勢を考えれば、本来は海洋進出を狙い始めた中国に対し、日本、台湾、韓国が協力して対応する必要があるにもかかわらず、韓国がこの協力体制を完全に崩している格好です。

以上、韓国は『かまいたち』の漫才のような理不尽な国と言わざるを得ません。

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